妻の四十九日法要が済み心の整理が一区切りしましたので、本格的に墓所建設を考え始めました。
妻との55年に亘る生活を顧みて、これからも安心して共に生活できるかのような"居心地の良い場所"をお墓つくりのテーマにしておりました。
地元で評判の宮田石材さんにまずお話を伺ったところ、私の心の支えとなるような大きな信頼を感じました。予想以上の感触が得られたことで即決断、宮田さんにお願いすることとして具体的なデザインの相談にのってもらいました。
担当の高松さんはとても丁寧で、穏やかに且つ具体的に対応してくれました。石材店側の意見を押し通すことは無く、あくまでも依頼者の意見を取り入れようとする姿勢には敬服しました。又、幾度か会社を訪問した際、担当以外の方も皆さんきちんと応対して下さり、とても気持ち良かったです。
設計の打ち合わせも済んだある日、8分の1スケールの「小野塚家之墓(実際に使用する石で作ってくれました)を見せて頂きました。「お客様には必ず満足して頂きたい」とおっしゃる高松さんの言葉に、誠心誠意仕事に取り組む姿勢を肌で強く感じました。「信頼」という言葉をはさんで、私と宮田石材さんとがより接近したような気持ちになりました。想像以上に力を尽くして下さり頭の下がる思いです。
特別なデザイン墓ということで価格について私から細かいことは申しませんでしたが、誠実な工事金額をご提示して頂き、この点でも信頼できる会社と確信を持ちました。
その後は日々「安心してお任せ」一言です。ついに完成の日、立派に建ったお墓を見たときは満足感でいっぱいでした。関係者の方々は口に出さなくとも苦労がおありだったことと思い、衷心より感謝を申し上げました。
開眼式の際には御多用中の処出席して頂き、式中種々ご配慮を賜り合わせて御礼申し上げます。
その後私は毎日花を供え焼香を行っております。これからはお墓を前に心を正し、「妻はいつも私と一緒に生きていてくれるのだ」と思いを深くしながら、一歩一歩共に過ごしてゆく覚悟です。宮田石材さんとは今後ともお付き合いを宜しくお願い申し上げ、お互い健康に留意して新しい時代を歩んで行きましょう。
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